育毛シャンプーはAGA対策に役立つ?その効果と洗いかた
AGA対策に育毛シャンプーを使用する効果について
育毛シャンプーにはどんな効果があるのか
AGA治療のためにクリニックで処方された薬や育毛剤を使った対策を行っているかたは少なくありません。日々の洗髪にも気を使っていて、育毛シャンプーを利用しているというかたも多く見られます。しかし育毛シャンプーはあくまでもしっかりと汚れを落とすことや血行促進を促すことが目的であり、AGA治療という観点では薬のような劇的な効果を得ることはできません。
ただ、育毛剤を利用して薄毛を改善しようとしたとき、毛穴に余計な皮脂や整髪量が残っていたり頭皮が乾燥して肌バリアが弱っている、血行不良で栄養が行き渡らなくなってしまっていると思うような効果が出なくなってしまいます。
そのため毎日のシャンプーで頭皮環境を整えることは非常に重要です。通常のシャンプーよりも高価で費用は掛かりますが、しっかりとケアを行って脱毛予防に励み、育毛に適した頭皮作りをしていくことができます。
育毛シャンプーに配合されている成分
- センブリエキス
血行促進効果があり、抗炎症作用を期待できます。毛母細胞の活性化にも関わる成分です。
- グリチルリチル酸
頭皮の炎症を抑えることができる成分です。殺菌効果でフケや痒みを抑えます。
- アミノ酸
刺激が少ないので肌や頭皮にも優しい弱酸性の成分です。皮脂を取りすぎることなく潤いを残しつつ老廃物を取り除けます。乾燥が気になるかたにおすすめです。
- ホホバ油
ヒトの皮脂に近いオイルで、保湿効果を期待できます。
- ノコギリヤシ
AGAを発症させ薄毛になってしまう原因であるジヒドロテストステロンの生成を抑えます。育毛剤に配合されていますが、日々のシャンプーからも予防が可能です。天然成分なので副作用の心配がありません。
メーカーによってもさまざまですが、あくまでもシャンプーなのでその効果は頭皮環境を向上させるためのものが中心です。成分によっては相性もありますので、利用していてかゆみが出ないか、フケが増えていないかなど様子を見ながら使用するようにしてください。
洗髪は1日に1回
皮脂過多で髪がべとついてしまう、汗かきなので何回も洗わないと気が済まないというかたも多く見られますが、洗いすぎは逆に頭皮の乾燥を招いてしまいそれをカバーするために余計に皮脂の分泌が多くなって頭皮が汚れてしまいます。それが薄毛の原因にもなりますので、洗髪は24時間に1回が適当です。
髪の毛というのは洗髪時に一番多く抜けてしまいます。洗いすぎによる摩擦で余計に脱毛量を増やしてしまうことも避けたいので、あくまでも1日の汚れを落とすための作業として、または頭皮環境を整えるためのケアとして洗うようにしてください。洗いすぎはせっかくの育毛シャンプーも逆効果になってしまいます。
覚えておきたい洗髪の方法
まずは念入りな予備洗い
温めのお湯で念入りに頭皮の汚れをすすぎ洗いします。この際に揉み洗いをするように皮脂を押し出すようにしてください。なお、湯船に浸かり身体を温めて皮膚を柔らかくしておくとより効果的です。
泡立てた育毛シャンプーをつけて洗う
シャンプーは液体をそのままではなく、手やネットで泡立てたものを頭皮に付けます。その後血行を促進するように指先でマッサージをしながら満遍なく揉むように洗ってください。摩擦を起こすと傷が付いて雑菌が入り込みやすくなるため要注意です。その後よく洗い流すことも大切になります。
タオルドライ後乾燥
擦らずに押さえるようにタオルドライをした後に、そのままにせずにすぐにドライヤーで乾燥させてください。濡れたままにしておくと雑菌が繁殖しやすくなり頭皮環境の悪化に繋がります。ドライヤーの熱が気になる場合には、乾いたタオルを頭に被せた上から風を当てると早く乾き、熱ダメージも軽減できておすすめです。
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