髪とタバコの深い関係・喫煙が及ぼす影響とAGAの進行の理由
髪にもよくないニコチンによる悪影響
こんな症状があったら要注意
肺や肌、健康にとってよくない習慣であると意識されているタバコですが、実は薄毛の症状にも深く関係しています。タバコを吸い続けることによって頭皮の血行不良が生じたり、育毛に必要な栄養が不足してしまうことで髪の毛が育たなくなってしまうのです。せっかく費用をかけてクリニックに通いAGA治療を行ったとしても、普段の生活でタバコを吸い続けてしまうと、せっかくの治療の効果が薄れてしまいます。
- 髪の毛が細い
- 艶がない
- ハリもコシもなく頼りない
- 白髪が増えてきた
- 肌がカサカサしている
- 顔がくすんでいて小じわが多い
などの症状が表れているかたは、長期的な喫煙によって生じた症状である可能性が高いです。吸い続けることでますます悪化してしまいますし、AGAもどんどん進行していってしまいます。
タバコが頭皮や髪の毛に及ぼす被害
ビタミンが髪に届けられる前に大量消費される
髪の毛にとって真っ先に不足が心配される栄養素がビタミン類です。タバコを吸うたびに消費されていくビタミンB、C、Eが髪の育成に大変重要な働きをする成分になります。
AGA治療にも副作用の心配の少ないビタミン療法が取り入れられているぐらいですし、治療を受けながらサプリメントでビタミン補給しているかたも少なくありませんが、喫煙をすることによってせっかくの対策もプラスマイナス0になってしまいます。
取り入れたビタミンを育毛に活かすためには、髪の毛以外に消費される量を少なくしていかなければなりません。髪の毛のためにビタミンを取り入れるのであればタバコによって失われる分を補うのではなく、タバコをやめて取り入れたものを髪の毛により多く届けられるようにしていきましょう。
血管が収縮してしまう
AGAについての悩みを抱えている人であれば、クリニックなどでも頭皮の血行促進がいかに大切かということを指導されているはずです。実際薄毛治療の中心となるのはAGAを引き起こすシヒドロテストステロンの生成を抑えることと、頭皮環境改善のための血管拡張・血行促進が中心になります。しかしタバコに含まれるニコチンはこういった治療とは全く逆の効果、血管の収縮を引き起こしてしまうのです。血管が細くなってしまい、栄養や酸素の運搬能力が低下してしまいます。
肝臓に負担がかかる
肝臓にかかってくる負担は、髪に栄養を届けるための代謝低下を招きます。 肝臓は役割として
- 摂取された栄養を変換や合成し、身体の機能を維持する
- 入り込んできた有害物質を解毒する
というものがあり、このうちニコチンやタール、アセトアルデヒドが有害物質として解毒作業が肝臓で行われるため、肝臓の活動が非常に活発になり負担を重くしてしまいます。当然、解毒作業に追われる肝臓は栄養の吸収・活用効率を下げてしまいますので、せっかくAGA対策に取り入れた栄養素も肝臓がうまく働かずに髪に届けることができません。
男性ホルモンによる影響が悪化する
タバコを吸うことで髪の毛に強力な脱毛指令を出すジヒドロテストステロンを増加させるという研究結果が出ています。非喫煙者に対して喫煙者のジヒドロテストステロン増加量は13%も多いのです。AGA治療に必要なのはいかにしてジヒドロテストステロンを減らすかというものですから、喫煙によって打ち消してしまっては元も子もありません。
薄毛を解消するには禁煙が欠かせない
AGA対策をするのであれば禁煙をすることが非常に重要な意味を持ちます。長年吸い続けてきたかたが禁煙するのは大変でしょうが、治療を受けるのであればいかに喫煙が髪に悪影響を及ぼすのか考えていく必要があります。一度タバコとは距離を置いてみてください。
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